建屋床強度解析
事例内容は、研究所実験棟建屋の実験室に大型装置を増設することになりました。増設することにより床上に設置される装置重量は、約3,000トンにもなります。床強度の懸念から有限要素法による解析によって、床強度の健全性を検証し評価しました。
図1の3次元モデルをもとに、図2のような解析モデルに変換、作成し、各装置の設置場所に荷重条件、建屋内の構造関係から境界条件を入力し、図3の応力分布を得ました。これらの結果を検証し、発生応力は許容応力値以下であることから健全性に問題ないことが確認されました。
図3.解析結果